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2015年8月27日 (木)

本 『エスケープ』

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自転車本の紹介です。

『エスケープ』 佐藤 喬 著  辰巳出版  ¥1,500+税

副タイトルは、「2014年全日本選手権ロードレース」。

2014年6月29日、岩手県八幡平で行われた全日本選手権ロードレースを著者が、出場選手から取材し、ルポ風にまとめた本です。

1周15.8kmのコースを16周、計252.8kmで争われるはずでしたが、悪天候のため221.2kmに短縮。

日本のトップレベルの選手120名が参加して行われました。

普通、逃げ集団は、どこかで大集団で吸収されるはずなんでけど、この時は、いろいろな思惑から、最後の1周まで吸収されずに先行します。そして、その逃げ集団の中から優勝が決まるという展開になりました。

なので、エスケープというタイトルになっています。

逃げ集団の中から3人が抜け出します。そのメンバーは、次の通り。

①佐野純哉(那須ブラーセン)

国内トップレベルの力を持ち、イタリアチームに所属するが、異国でうつ病を発症。2013年の日本選手権は、早々に落車。再起を期して那須ブラーセンに所属し、全日本に臨む。

②井上和郎(ブリジストンアンカー)

強豪ブリジストンアンカーチームのキャプテン。大集団にいるエース清水都貴を勝たせるために逃げ集団に加わる。だが、大集団は追いつかず。逃げ集団にあって、どのように展開させるべきか大いに悩む。最後には、自分で勝つことを目指すが・・・

③山本元気(NIPPO)

ロードの前で行われたタイムトライアルでは第3位。ゴール前のスプリントでは、2人に負ける。勝つためにはロングスパートしかない。坂の上がり口で、ロングスパートをしかけるが・・・

それそれの選手の、思いが丁寧に描かれていて、どのようになるのか、わくわくどきどきしながら読めます。

最後は、誰が勝のか?

わずかな判断が勝敗を分けます。

レースに詳しい方は結果を知っているのでしょうが、だいたいの方は知らないと思うので、楽しく読めると思います。

著者は、全日本チャンピオンを決める大会でさえ、観客が100名程度しかいない現状をなげき、少しでもレースの魅力を知ってもらいたいということで書いたとのことです。

人気漫画『弱虫ペダル』では、たくさんの観客がいて応援していますが、現実はそうではないようですね。

日本でも、もっとロードレースが注目されるといいですね。

私、レースはしないのですが、なかなか楽しく読むことができました。

2015年のレースは、どうなったのかな?

同じシリーズで2015年版も書いてほしいなあと思いました。

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