« 津別峠アタック | トップページ | クリート交換などなど »

2015年8月11日 (火)

本 『流』

前に紹介した又吉君の『火花』は、みごと芥川賞に決まりましたね。

文芸春秋の選者講評も見ましたが、おおむね良い評価を得ているみたいです。

単行本は160万部を突破ということで、文芸書がこれだけ売れるというのは近年なかったことですね。

又吉君の次回作が期待されます。

今回は、第153回直木賞を受賞した『流』を紹介します。

Img_20150811_084221


『流』 東山彰良著 懇談社 ¥1,600+税

直木賞受賞が決まった日に買いました。帯は間に合わなかったんですね。

1975年の台湾の台北。主人公の祖父が何者かに殺されるところから物語は始まる。

この時主人公、葉秋生(イエ チュウション)は、17歳。計算してみると、私と同じ年ではないですか。どうりで出てくる話題や世俗が良くわかると思いました。

日本も台湾も共通なところがたくさんあったんですね。

最後には、祖父殺害の犯人が判明していくのですが、これは物語の縦糸。

横糸として、秋生の青春期をたくましく生き抜く姿が描かれています。

①超一流進学校に通っていたが、ある事件を引き起こし、悪名高き不良学校に転校することに。不良に目をつけられ、多人数に取り囲まれて絶対絶命。その時とった秋生の行動とは・・・。

②幼馴染の悪友、小戦(シャオジャン)がヤクザ組織に連れ去られ、命の危機に。秋生と叔父の宇文(ユイウェン)は、祖父の銃を手にヤクザのあじとに殴り込む。果たして三人の命は助かるのか・・・。

③幼馴染で遊び友達だった2歳上の毛毛(マオマオ)が、お年頃になり魅力的な女性に成長。その魅力に気づき恋に落ちた秋生は、なんとか毛毛の気を引こうと・・・。どのようにして魅力的な年上の女性の心をつかむことが出来るのか・・・。

小説好き・ドラマ好きならワクワク・ドキドキする展開が満載です。自分の人生は、こんなにドラマチックではなかったのですが、青春時代のはちゃめちゃな感じは同じだと思いました。

直木賞選考者が、「20年に一度の傑作」と太鼓判を押した作品です。ぜひ、ご一読を。

特に50代後半の熟年にお薦めです。青春時代をもう一度・・・。

↓自転車と関係ないけど、よかったらポチッとしてください。

にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村

« 津別峠アタック | トップページ | クリート交換などなど »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/587287/62060635

この記事へのトラックバック一覧です: 本 『流』:

« 津別峠アタック | トップページ | クリート交換などなど »

最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

日本ブログ村

無料ブログはココログ