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2013年8月 8日 (木)

本 『あの戦争と日本人』

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『あの戦争と日本人』 半藤一利著 文春文庫

終戦記念日も近いので戦争について書いてある本を読んでみました。

「あの戦争」とは、「太平洋戦争」とも「大東亜戦争」とも呼ばれているもの。

どちらの呼称もイデオロギー的なものをはらんでしまうので「あの戦争」と呼称したということです。

半藤さんのベストセラー『幕末史』にも書かれているように、歴史というのは見方によっては、全く違ったものとして捉えらえるもの。歴史的事実を知り、その事実を積み重ねて自分なりの歴史観を持つことが大切であると語られています。

この本を読んで、いろいろと教科書的事実以外のことも知ることができました。

教科書的には、あの戦争は、軍部の独走により国民を不幸な結果に導いたという捉えですが、この本では、民衆や世論が大きく関係していたということがわかります。

日露戦争後、様々な国の外圧が高まり、それに反発する形で威勢のいい論調を載せている新聞が発行部数を伸ばします。平和派の新聞や穏健な新聞は、発行部数を減らし、ついには、強硬に主張する新聞ばかりとなってしまいます。ますます世論は、一方向へ・・・。

現在、嫌韓、嫌中の考えが広まっていますが、このように一方向だけに流れていくのって大いに問題があるようです。

特に日本は、幕末の攘夷のように、一度燃え上がったらどこまででも行ってしまう。今までの歴史に学び、冷静に考えることが必要なようです。

戦後68年。戦争は過去のことと片付けてしまうのはなく、私たちの未来のために、いろいろと知ることが大切だと感じさせてくれた本でした。

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