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2013年5月13日 (月)

本 『キアズマ』

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『キアズマ』 近藤史恵著 新潮社

フランス帰りで大学に入学した岸田正樹は、あることから大学の自転車部に不本意ながら入部することになる。

練習しているうちに自転車の魅力に取りつかれ、めきめきと実力をつけ、同じ部のライバル櫻井元紀としのぎを削ることとなる・・・というストーリーです。

近藤さんの自転車小説は、『サクリファイス』、『エデン』、『サヴァィヴ』に続く4作目。

もともと、近藤さんはミステリー作家らしく、1、2作目は、自転車の世界を描きながらもミステリー的なところが多々見られました。でも、今作は、純粋に自転車小説。(3作目は未読なのでわからないのですが、機会があれば読んでみたい。)

まったくの素人が、1年もたたずに大学トップレベルになるというのはどうかとも思いますが、自転車なら可能なのかとも思わせます。また、その理由づけもちゃんと書かれています。

なぜ、その子が自転車が速いのかの理由づけって大事ですよね。たしか『シャカリキ』でも、『弱虫ペダル』でもそれが書かれていたと思います。(この漫画は読んでいませんが、一応あらすじを読んだことがあります)

純粋に楽しく読めました。レースの世界はあまり知りませんが、ワクワクした感じよくわかります。自分がレースに参加したかのように読めますので、自転車好きの方にお勧めです。

欲を言えば、自転車について知らない人にもわかるように書かれているので、もう少し乗って言いる人にわかることもちりばめられたらいいなと思いました。

自転車やホイールのメーカーとか。作家個人の取材で書かれていると思いますが、そこにロードバイクに詳しい人をアドバイザーとして加えるとか。

将棋小説(マンガ)や囲碁小説(マンガ)もプロが参加して、棋譜等監修してリアリティを与えていますから、自転車小説も今一歩のリアリティがあればと感じました。

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これは裏表紙です。TREKのロゴが見えます。岸田正樹くんの乗ったバイクでしょうか。

本作は、小説新潮に連載されていたようです。

さらに続編が期待できます。また続きが読みたいです。

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