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2013年4月25日 (木)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

いっぺんに読んでしまうのはもったいなくて、10日程かけて読みました。

Sikisai

『色彩を持たない多崎つくると、巡礼の年』 村上春樹著 文芸春秋

あんまり書いちゃうと、ネタばれになってしまうので、周辺的なことしか書けませんが。

一言で言えば、楽しんで読めました。出版してからさほど経っていませんが、100万部を突破したとか。

それだけ、今の作家の中では、普遍性があるということだと思います。また日本だけでなく、世界の中でも。

まず、枠組みがしっかりしています。物語は、太古からあるもので、人間にとってあるパターンというのは、ある程度決まっています。そのパターンに心惹かれるものが潜んでいて、村上春樹はその原則を外しません。だから、世界の人々にも読まれているのだと思います。

さらに、その枠組みに、現代的な要素がたくさん盛り込まれています。つくるくんの心情というのは、現代人が誰もが持っているものだと感じました。(例えば自分が何の価値のないものだと思うとか、誰かにいつか見捨てられるんじゃないかという恐れとか・・・)その点がしっかり書かれているので、読者は、感情移入できるんだと思います。

タイトルは、とても長く、何だろうと思わせますが、読んでいくと、全ての言葉に意味があることがわかります。「色彩のない」にも、「つくる」にも、「巡礼の年」もとても深い意味が込められていて、感心させられました。

「多崎」も、きっと意味あるんだるなあ。ちょっと今の時点ではわからないけれど。

とても、良質な時間を過ごさせてくれた村上さん、どうもありがとうございました。

今後、ノーベル文学賞を受賞し、もっと世界の人に読んでもらえたらいいなと思いました。

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