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2013年1月 8日 (火)

本 『監督・選手が変わってもなぜ強い?』

年末に読んだ本の紹介です。

Nihonhamu


『監督・選手が変わってもなぜ強い? ~北海道日本ハムファイターズのチーム戦略~』

藤井順一著 光文社新書

藤井氏は、2006年より2011年まで日本ハムファイターズ取締役社長を務めた方です。

まず、わかったことは、ファイターズの親会社は日本ハムですが、経営は独立しているということ。

従来の球団関係者は、親会社からの出向で、もうかってももうからなくてもあまり関係なく、数年辛抱すれば親会社に帰れるというぬるま湯体質の中で仕事をしていました。

しかし、ファイターズは、球団社員を親会社から切り離し、球団の社員として採用する方式をとりました。こうなると、利益を出さなければ給料がもらえません。

反対に利益を出せば自分の給与もアップします。その環境下で社員が、知恵と工夫で観客動員数を増やしていったそうです。つまり、普通の会社にしたことが成功の第一歩です。

二つ目は、IT化を進めたこと。あらゆる面でIT化を進めているのですが、選手の評価も、ベースボールオペレーションシステムを構築し、数値化しています。面白いのは、身体能力、技術といったものだけではなく、忠誠心や礼儀・マナーなども評価の対象にしているという点。

そういえば、日本ハムの選手は、自分は生きなくても、走者をなんとか次に進めようとする姿勢が見られます。これらの目に見えずらい点もチームの貢献度としてプラスの評価となっているのです。

また、ドラフトでも、これらのシステムによって評価された一番いい選手を指名するということになっているそうです。今年度は、大谷選手だったわけですね。その辺は、迷いがありません。

第三は、経営という面から考え、基本線を崩さないこと。これは、選手の年棒を総額45億円と決めたら、これをあくまで守るということです。また、日本ハムでどんどん活躍して年棒が高くなっていくと、日本ハムにはいられなくなるということも意味しています。

日本ハムからは、チームの核となる多くの選手が、他球団に移籍したり、大リーグに挑戦したりするのは、なるほどそういうわけだったのですね。

また、日本ハムは、有力選手が抜けた後を、トレードで取ろうとはしません。金額が高くつくからです。その穴は、控えや二軍選手を育成して埋めようとします。若手選手にとっても、チャンスが与えられるチームとなっています。

まとめてみると、フロントがしっかりしているということ。経営者が明確なビジョンを持ち、社員やスタッフが、その方針に基づき全力を尽くす。その一体感が強いチームづくりにつながっているなだと感じました。

しかし、このようなチームでも、日本シリーズでは、お金持ちのあのワンマンなオーナーのいるチームに敗れてしまいました。ぜひとも次回は、あのチームを打ち破って日本一になって欲しいと思います。

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